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Top Message頭取メッセージ

さらなる地域経済の発展と地域社会への貢献を目指して

肥後銀行は2025年7月25日に創立100周年を迎えます。これもひとえに、お客さま、地域の皆さまからの温かいご支援、ご愛顧の賜物であり、役職員一同、心より感謝申し上げます。

当行は1925年(大正14年)7月25日に、熊本・飽田・植木の3行の合併により、肥後協同銀行として誕生し、3年後の1928年に肥後銀行へ商号を変更しました。さらには2015年10月、鹿児島銀行と経営統合し、九州フィナンシャルグループとして、未来を先取りした一歩を踏み出しています。

当行は、創立からこれまで100年間の長い歴史の中で、金融大恐慌や太平洋戦争を乗り越え、バブル崩壊やリーマンショックなどの経済危機に巻き込まれることなく、近年では熊本地震、阿蘇・人吉・芦北の豪雨による水害やコロナ禍に対し、地域とお客さまのために最善を尽くしてまいりました。

その結果として、当行が地域の皆さまとともにここまで成長を続けることができたのは、お客さまをはじめ多くの関係者のご支援をいただいたおかげであるとともに、これまで肥後銀行の歴史をつくってくださった諸先輩各位の日々の努力の積み重ねであると実感しております。

創業100年に際し、私たちは『100年分のありがとう うるおいある未来のために。』をスローガンに掲げました。このスローガンは、地域のお客さま、関係者の皆さまに100年の感謝を伝えるとともに、地域のより良い未来のために、肥後銀行が起点となり地域とお取引先とを繋ぐ場、未来を担う若い世代の輝く場の創出を目指し、現在もこれからも、ずっと皆さまのお役に立てるよう努力していきたいという強い意志を表しています。

今年度は創立100周年を記念したさまざまな施策、イベントを展開してまいります。改めて地域の皆さまとの絆を深めていく機会となれば幸いです。

私たちは、「その地域にどのような金融グループがあるかによって、その地域の未来が変わる」と本気で考えております。次の100年に向け、お客さまと共に歩み、地域の「うるおいある未来」を創造していくために、今後も全力で邁進してまいります。

今後とも一層のご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

2025年4月

肥後銀行 代表取締役頭取笠原慶久