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金融円滑化への取り組み

基本方針

1.ご相談等への対応

新規のお借入および返済条件の変更等にかかるご相談・お申込みをお受けした場合には、まず、お客様のお話をよくお聞きし、真摯に対応いたしますとともに、ご相談内容の記録、および進捗について適切な管理を行います。

2.適切な審査の実施

決算書上での表面的な現象のみでの画一的な審査は実施しません。特に中小企業のお客様の審査については、経営実態をきめ細かく把握したうえで、技術力、販売力や成長性等を重視した適切な審査を行います。
また、住宅ローンご利用のお客様については、将来にわたる無理のないご返済に向けて、お客様の収入状況や生活状況をきめ細かく把握したうえで審査を行います。

3.中小企業のお客様からのお申込みへの対応

  • 新規のお借入のご相談・お申込みについては、お客様の事業の特性の把握に努め、事業の将来性を重視し、可能な限り、お客様の実情にあわせた適切な対応を行います。
  • 返済条件の変更等にかかるご相談・お申込みをお受けした場合には、資金繰り状況の実態を把握のうえ、事業の改善の見通しや、経営改善への取り組み状況等を重視のうえ、可能な限り、お客様の実情にあわせた返済条件変更を行うなど適切な対応を行います。

4.住宅ローンご利用のお客様からのお申込みへの対応

返済条件の変更等にかかるご相談・お申込みをお受けした場合には、お客様の財産や収入の状況等を勘案のうえ、可能な限りお客様の実情にあわせた返済条件の変更を行うなど適切な対応を行います。

5.他金融機関等との緊密な連携

返済条件の変更等にかかるお申込みにあたり、他の金融機関、信用保証協会等の保証機関および中小企業再生支援協議会等とお取引等がある場合には、お客様の同意を得たうえで、その関係機関と緊密な連携を図ります。

6.お客様への適切かつ丁重な説明

  • お借入に関連する各種の契約を締結するにあたり、お客様の理解を得るために、知識、経験等を踏まえ、適切かつ丁重なご説明を行います。
  • 返済条件の変更等にあたり、条件を付す場合は、その内容を可能な限り迅速かつ明確にお客様に提示のうえ丁重にご説明を行います。
  • 新規のお借入および返済条件の変更等にかかるご要望にお応えできない場合には、これまでのお取引やお客様の知識等を踏まえ、ご要望にお応えできない理由について可能な限り具体的かつ丁重なご説明を行います。

尚、これらお客様へのご説明につきましては、その内容を記録・保存いたします。

7.ご意見・ご要望および苦情への適切な対応

新規のお借入および返済条件の変更等にかかるご相談・お申込みに関して、お客様からお申し出のあったご意見・ご要望および苦情については、迅速かつ適切な対応を行い、その内容を記録・保存いたします。

8.事業の再生手続への対応

事業再生ADR手続や株式会社企業再生支援機構を通じた事業の再生手続に関する要請等をお受けした場合には、事業の改善、再生の見通し等を重視し、可能な限り適切な対応を行います。

第三者機関が債権者の間の調整役となり再建計画をまとめる制度で、産業活力の再生および産業活動の革新に関する特別措置法第2条第26項に規定する特定認証紛争解決手続等をいいます。

9.経営改善に向けた積極的な支援

お客様への継続的な訪問等を通じて、お客様の経営実態に応じて経営改善に向けた積極的な支援を行います。
特に、中小企業のお客様からご依頼がある場合には、事業に関する改善計画等の策定を支援するとともに、計画を策定した場合には、進捗状況の把握に努め、必要に応じて助言等を行います。

10.経営実態や成長性および将来性等を適切に見極めるための能力の向上

担保および個人保証に過度に依存することなく、経営実態をよりきめ細かく把握したうえで成長性および将来性等を重視した最適の金融サービスの提供に取り組むほか、研修の実施等により、お客様の経営実態や成長性および将来性等を適切に見極めることのできる能力の向上を図ります。

11.経営陣は、この基本方針を全役職員に周知するとともに、取り組み状況及び社会情勢等を踏まえ、必要に応じ見直しを行ってまいります。

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