
相続対策の事例
相続について知っておきたい、相続に対する備えのポイントを確認しましょう。

相続対策って何をすればいいかしら?

相続が発生したらどうしたらいいんだろう?
家族にきちんと遺産をのこすには?
-
POINT
1
相続財産の把握・評価 -
POINT
2
すぐに使えるお金の準備 -
POINT
3
遺産分割
POINT
1
相続財産の把握・評価
POINT
1
基礎控除を超える分に対して、税金が発生します。
財産の例
財産の種類により、相続時の評価が異なります。
相続人の例
どなたが相続するかにより相続時の税額が異なります。
相続税は、相続開始後10ヵ月以内に原則、現金で納める必要があります。

ご自身の財産がどれくらいあるかを把握しておきましょう。
お持ちの「金融資産」を確認しましょう。

- 複数の金融機関に通帳があり、すべての金融資産を把握していない。
- 株式や投資信託を長期間放置している。
通帳やお取引金融機関の整理など、
保有財産の整理を考えておきましょう。
お持ちの資産は「金融資産」だけですか?

- 不動産の評価額を把握していない。
- 長期保有している不動産がある。
- 事業用に貸与している不動産がある。
- 自社株式評価が高くなる。
- 事業で定期的に利益が出ている。
- 創業が古く過去の利益の蓄積がある。
- 株主に対し、高い配当を支払っている。等
生前贈与や遊休不動産の活用、
自社株式評価の引き下げなど、
資産評価の引き下げについて
考えておきましょう。
POINT
2
すぐに使えるお金の準備
POINT
2

のこされたご家族が少しでも安心できるよう、いざというとき、すぐに使えるお金を準備しておくことは大切です。
主な財産の名義変更等に必要な書類
-
預貯金
<窓口>銀行や郵便局- 金融機関所定の名義変更または解約手続きにかか書類
- 預貯金通帳と届出印
- 遺産分割協議書
- 被相続人の戸籍謄本
- 相続人全員の戸籍謄本と実印と印鑑証明書
-
不動産
<窓口>法務局- 土地家屋所有権移転登記申請書
- 遺産分割協議書
- 固定資産税評価証明書
- 被相続人の戸籍謄本と住民票(除票)
- 相続人全員の戸籍謄本
- 不動産相続人の本籍地記載の住民票
- 相続人全員の実印と印鑑証明書
-
株式、公社債など
<窓口>証券会社等- 金融機関等所定の名義書換申請書
- 公社債等と相続人の口座開設用の届出印
- 遺産分割協議書
- 被相続人の戸籍謄本
- 相続人全員の戸籍謄本と実印と印鑑証明書
亡くなったときに備えて準備しておきたい
資金の確保は十分ですか?
万一の場合、お墓代や葬儀代等の整理資金が必要です。のこされた家族のためにも、準備をしておきましょう。
お墓代の平均(九州地方)※1
190万円
葬儀費用の合計(九州地方)※2
166万円
- 一般社団法人全国優良石材店の会「お墓購入者アンケート調査」(2018年)の九州地方平均価格
- 一般社団法人日本消費者協会/2017年「第11回 葬儀についてのアンケート調査」

すぐに使えるお金の準備についての具体的な対策はこちら
POINT
3
遺産分割
POINT
3

大切なご家族のことを思いやり、ご相続人が円満に相続できるように遺産分割の方向性を、決めておきましょう。
円満に相続できるように
大切な家族に「のこす」想いはさまざまです。
家族に遺産をのこしたい理由は何ですか?
出所:2018年度 裁判所「司法統計年報」
ですが、
遺産分割を巡る裁判所への相談は
増加傾向にあります。
遺産分割事件(家事調停・審判)の新受件数
出所:2018年度 裁判所「司法統計年報」
“相続に関するトラブル”は、
お金持ちだけの話ではありません。
遺産総額に関係なく起こり得ます。
遺産の価額別認容・調停成立件数割合
出所:2018年度 裁判所「司法統計年報」(家事事件編)
どなたにのこすことをお考えですか?
同居の長男に資産を多くのこしたい。
遺言書がない場合は、話し合いによる分割が基本です。
遺言書や生前贈与などで想いを伝えましょう。
子はおらず、妻(配偶者)に
すべてをのこしたい。
兄弟姉妹にも法定相続分があるため、配偶者にすべてのこすには遺言が必要となります。

遺産分割についての具体的な対策はこちら
お問い合わせ・ご相談はこちら
お近くの店舗へご相談ください